大分、前の記事から時間が経ってしまいました(-_-;)こんにちはナベです。
今回のテーマは間伐、とりわけ伐り捨て間伐についてお話したいと思います。
間伐と言うとその言葉の定義はいろいろあるようですが、大きく分けて利用間伐と伐り捨て間伐の二種類があります。利用間伐は切った木を山から出し、材として利用しますが、伐り捨て間伐は伐った木は山に残していきます。伐って捨て置くから伐り捨て間伐。
ちなみに東京で間伐と言ったらたいてい伐り捨て間伐を指します。それだけ多く伐り捨て間伐が行われているんですね。木林士も行っている間伐は伐り捨て間伐です
さて、この伐り捨て間伐、”せっかく利用できる木を山に放置するのは勿体ない”とか、”そのまま腐らせてはCO₂の発生源だ”などの意見も多く、あまり良いイメージがありません。
確かにせっかく使える木をそのまま捨てるのがもったいないという気持ちはよくわかります。どんな木であれ何十年もかけて多くの人たちが汗を流し働き、育て上げた木を利用せず伐り捨てていくのは実際心苦しいものです。しかも暑い時期に伐ると残していった木に害虫が卵を産み、害虫が繁殖してしまうということもあるようで、そういったリスクも伐り捨て間伐にはあります。
そしてなによりこの伐り捨て間伐は補助金、つまり税金を使って行われているのがほとんどです!
そうなると”税金を使ってわざわざ木を無駄にするようなことをしているのか!”と思う方も多いんじゃないでしょうか。もったいないしCO₂も出しちゃうし、害虫まで繁殖させちゃうしで悪いことだらけなんだからそんなことに税金使うのは無駄だと思いますよね。そんな無駄は仕分けるべきだ!って思いますよね。でもそのためにはまず伐り捨て間伐のことをもっと知らないといけないですよね。え?伐って捨ててるだけのことじゃないのかって?そんな単純なものではないんですね伐り捨て間伐は。
というわけでこれから何回かにわたって伐り捨て間伐というテーマでお話してきます。
・・・・え?そうですよ、今回はこれでおしまいですよ。・・・次回にご期待くださいw
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